自己紹介

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tokyo, Japan
パソコンとお香があればだいたい幸せです。

2011年11月25日金曜日

とあるカフェにて。

男A「やっぱり、何歳になってもコーヒーはうまくない」
男B「はは。それ、もっと先に言ってよ。別のとこにしたのに」
男A「そもそも、エスプレッソとか、種類が多すぎるんだよ」「しかも、なんでこんな高いのにみんな飲むの」
男B「場所代込みだからでしょ」
男A「このコーヒー2杯で途上国の女の子が売買されてるなんて、理解出来ない」
男B「おおげさだなぁ」

男A「さっき一緒にいた人達と君は毎日働いてるんでしょ?」
男B「そりゃあ会社の同僚だからねぇ笑」
男A「プライベートまで彼らと共有するなんて、疲れないの?」
男B「疲れるさ。でも、慣れた」
男A「へぇ」
男B「そういうもんだよ、人間て」「それより、さっきは悪かったね。急に話しかけちゃって。」「あれ、君の彼女だろ?」
男A「彼女?違うよ」
男B「え?違うの?」
男A「そう見えた?」
男B「じゃあ誰?」
男A「編集者の人。」
男B「ヘンシューシャ?」
男A「今度、本出すんだ」
男B「本?君が?」
男A「そう、僕が。次で3冊目。」
男B「え?Webデザインの本?」
男A「違う、そっちは副業。」
男B「え?どゆこと?たしかWebデザインの会社に勤め始めたんじゃなかったっけ?」
男A「勤め始めたけど、そっちは副業」
男B「え?小説でも書くのかい君は?」
男A「んなわけ・・・笑」
男B「え、じゃあ何の本?」
男A「FX」
男B「あー、あの外貨で儲けるやつかぁ」
男A「まぁそうだね」
男B「君はそのFXについての本をもう3冊も書いてるのかい?」
男A「そう」
男B「そんなにFXやってるのかい?」
男A「いや、もうやってない」
男B「へぇぇ・・・いくらくらい儲けたの?」
男A「7億」
男B「!」
男A「半分は税金で持ってかれるけど」
男B「え、それ、本当?」
男A「うん」
男B「いや、信じられないなぁ」
男A「だって、僕の1冊目の題名、「FXで7億稼いだ男」だよ?」
男B「・・・・」「・・・あー・・・なんか働いてるのが馬鹿らしくなってきたよ」

男A「君もやれば?FX」
男B「7億稼げるなら今からでも始めたいよ」
男A「7億円分の精神は削られるけどね」
男B「たしかに少し痩せたね」
男A「これでもマシになったほうさ」「一度マイナス4億までいったことあるから」
男B「そりゃ地獄だね」
男A「あれは、本当の地獄だよ。それでも、たまにまた始めてみようかなとか馬鹿なこと思ったりするんだけどね」「人間て一度地獄を見ても、うまくいってると忘れちゃうんだよね。ほんと、馬鹿な生き物」
男B「いやぁ、やっぱり僕はそういうのは嫌だな」
男A「ほんと、無難に生きてた方が幸せだよ」
男B「よく言うよ。あぁ僕も一度は「金持ちの感覚」を味わってみたい」
男A「あぁそれ、みんな勘違いしてるみたいだけど、あんまり大したことないよ」
男B「だって、欲しいものはなんでも手に入るわけだろ?」
男A「値段のついてるものだけね」
男B「女だって、3億って言ったら放っておかないだろう?」
男A「いやいや。君は美女が金目当てで自分に近づいてきたら嬉しいか?」
男B「ちょっと嬉しいけど笑」
男A「それは、想像力が足りないだけ」「実際、あんなに虚しいことはない」
男B「あぁ、実証済なんだ笑」


男B「じゃあ今の方が不幸なのかい?」
男A「いや、そこはプラマイゼロかな」
男B「お金の分幸せなはずだって」
男A「違う」「不自由は減ったと思うけど」
男B「絶対、君が変わってるんだよ。」「フツーはお金持ちになったら幸せになるはずだって」
男A「いや、これは僕に限ったことじゃない。断言出来る気がするなぁ」「そもそも幸せなんて主観的なものだし」「自分が幸せって思えば幸せじゃないか」「世の中に「これが絶対幸せ」なんてないよ」
男B「なるほど、要するに君は僕を幸せにするためにいくらか分けてくれるってことだね」
男A「全然違うけど」





男B「あ」
男A「終電?」
男B「そう、悪いね」「今度また皆集めてゆっくり話そう」

男A「あぁ、そうだね」

2011年11月18日金曜日

西村博之

最近、「ひろゆき(本名:西村博之)」という人物に興味を持ち始めた。

西村博之:

日本実業家有限会社未来検索ブラジル取締役、有限会社パズブロック相談役。また2005年11月14日ドワンゴの関連会社ニワンゴの取締役にも就任している。ただし、本業は未詳。
インターネット匿名掲示板である2ちゃんねるの開設者かつ初代管理人。また地域情報の掲示板であるまちBBSの開設者でもある。


彼は本当に頭の回転が速い。
しかも飾ったり、繕ったりしない。
割りと好きな人物だ。


(勝間和代と西村博之の対談)
あんまり見て、気分のいいものではないので、
見たい人だけ見てください。






勝間は議論のすり替えばかりしているように思えた。
マッキンゼー出身者が、これくらいの議論しかできないなんて本当に驚いた。
全然論理的じゃないし、表面的なことしか発言してない。
終いには相手のことを感情的に批判しているし。
司会者失格でしょ。

考えてみれば、彼女のベストセラーを1冊読んだことがあるが、
内容が本当に薄っぺらいものであった。
「向上」についてしか書かれてないのだもの。


ラスボスのことはよく分かんないけど、
レベルあげるには、メタルキングを効率良く倒しましょうって。



彼女は公認会計士を最年少でとったり、いくつもの外資系有名企業に勤めた功績はあるけど、
彼女の人生として何か一つにつながっているようには思えない。
「向上」のプロかもしれないけど、
なんのために「向上」したの?っていう疑問が。

おそらく彼女は単に人に認められたかっただけなんだろう。

だから、単に人に認められたい人達が彼女をロールモデル化して崇拝する。
もちろん、人に認められたいっていう感情はいいことだと思うけど、
表面的に認められても、なんになるんだろうか。


さすがに批判しすぎたかな。


対するひろゆきは2ちゃんねるを立ち上げたり、
Rubyっていうプログラム言語(twitterのプログラム言語)開発したり、
ニコニコ生放送の会社立ち上げたり、
自分のやりたいことをただやってるのかもしれないけど、
結果的に社会に対してもの凄いインパクトあることをしていると思う。

他にもひろゆきの対談を見る限り、話し方とか知識とか意見とか周りに気配りできるとことか本当にすごいと思った。

自分が社長でコンサルタントを雇うとしたら、
勝間ではなく、絶対ひろゆきを雇うだろう。

2011年11月16日水曜日

サルの歌

「前進」と「向上」を履き違えちゃだめだ。
常に「向上」してれば不安からは逃れられるだろうけど、
それは、なんの「意味」もない。


一番地獄なのは、
「前進」していると思い込んで、
全く「前進」できないでいること。


「前進」するには、
とにかく自分と正直に向き合うしかない。


さぁどっちに「進」もうか。





(音楽)
iPodの曲数が7000曲を超えた。

なんで、人は音楽を聴くのだろうか。
音楽がなくたって生きてけるだろうけど、おそらくそれはあまり魅力的でない世界だろう。


ヒトには神経レベルで、他者に同調する仕組みが組み込まれているらしい。

たとえば、無意識に会話をしていても、
相手の微妙な動きに合わせて自分の動きを合わせる習性があるのだ。


マーチングバンドのように、
同調を強制するために音楽を利用する例もある。

動物界で音楽を楽しんだり、大きな集団で同調できるのは、
人類だけのようだ。


そういった「同調する」という神経機能は、
生物的に見て、かなり新たな機能であり、
人類特有の特筆すべき機能のようだ。

そこが人類が生き残れた強みなんだと思う。


今考えると、
かまってちゃんのライブでは同調してるヒト達がたくさんいた。

手をあげたり、
押したり、
ジャンプしたり。

そん時は、
こいつら馬鹿なんじゃねぇの?って思っちゃった。

「同調」してたわけね。





(橘いずみ)
サルの歌

2011年11月14日月曜日

答え合わせ

昨日、恵比寿で神聖かまってちゃんのライブに行きました。

僕は、ライブで人間観察するのが大好きです。
同じアーティストのファンが一カ所に集うわけだから、とても面白い。

ほんと色んな人がいる。
でも、神聖かまってちゃんが好きであるということは共通してる。

それが面白い。


今はバーチャルが進んでるし、
かまってちゃんファンはバーチャルが高い割合を占める人が多いから、
あ、こいつ、あいつじゃん。とか
まさか、こいつ、あいつか?
みたいなことがライブ行くとよくある。


「リリィ・シュシュのすべて」っていう映画を見たことある人なら、
なんとなく分かると思う。


そいでもって、開場してから、ライブ開始を待つまで、
神かまのファン達はガラケーやスマフォやiPadで、
電波の悪い中、
ライブ前の配信を熱心に見てるわけ。

メンバーが楽屋でスタンバイしながら、ニコニコ生放送で配信してるのを
数メートル先の会場でファンがみんなで観てんの。
めちゃくちゃ異常な光景だよ、ほんと。
すごい面白いけど。

中には、ライブ中もスマフォで配信を見てるやつまでいるんだよ?
例えるなら、Mステの観覧席で目の前のアーティスト見ずに、
スマフォでMステ観てるようなもんだよ笑

ほんと変わったやつばっかだった。




「だってさ、人生たった一回しかないんだよ?
本当に一回で終わっちゃうんだよ?
一回しかないんだから、やりたいことやればいいじゃん
周りに嫌われたっていいじゃん
嫌われんのビビってんじゃねーよ!」

2011年11月12日土曜日

LCCに初挑戦

マレーシア、タイ、インドあたりに旅行するということで、
エアアジアというLCCで初めて予約してみた。

LCCとはLow-Cost Careerの略で、格安航空会社のこと。
では、まず、なぜ安い運賃が実現されるのか?

運航コストが低い
(運航機種統一、中小空港の利用、設備簡素化などなど)


人件費を削減している


機内サービスの簡素化
(食料有料、預かり手荷物有料、エンターテイメント省略、スペースの有効利用)


航空券販売コスト削減
(インターネットによる手続き、キャンセル不可)


運賃以外での収益をあげている
(広告収入など)

これら経費削減によって、安い運賃が実現されている。
実際、トータルでいくらだったかというと、
羽田→クアラルンプール(マレーシア)の片道で、
¥16,800


正直、そんなに海外旅行経験がないので、めちゃくちゃ安いとは言いきれない。笑
しかし、他の航空券検索サイトでは往復で4万(チャージ等抜きで)だったので、
おそらく安いはずである。

乗ってみて後悔する可能性はあるが、
今のところはやや満足である。

ただ、席を選ぶ際に4000円の席か1500円の席かで選ぶのだが、
どの席にしたって1500円は絶対かかるのだから、座席代を手数料扱いするのはどうかと思った。

2011年11月10日木曜日

山口一郎と大島亮介

サカナクションのNewアルバム「DocumentaLy」を聴いた。
本当に素晴らしい作品だった。

僕は音楽の専門家じゃないから偉そうなことは言えないけれど、
アルバム全体として一つの「形」が形成されているような印象を受けた。

彼らが今回、このアルバムでドキュメンタリーという形式でアルバムを作ったことなんか正直どうでもいい。
それくらいに曲がどれも素晴らしい。



(サカナクションと神聖かまってちゃん)
今、僕は邦楽シーンに注目している。
なぜなら、サカナクションと神聖かまってちゃんというロックバンドの対決が面白いからだ。

サカナクションと神聖かまってちゃんは音楽的には全く違うけれど、
バンドとしては、とても似ていると思う。
しかし、それでいて、全く違う。

まるで、悟空とベジータのようなのだ。



①まず、簡単に紹介

サカナクション
2005年に結成され、2007年にデビュー。ギターボーカル担当の山口一郎を中心とした男女5人で構成される。バンド名は「」と「アクション」の単語を組み合わせた造語。「ミュージックシーンの変化を恐れず魚の動きのように軽快に素早くアクションしていく」という意味が込められている(当時のディレクターがそうしたほうがいいんじゃないか?と言ってそうなった)。当人達はサカナ+アクションをつけたかっただけらしい。

神聖かまってちゃん
楽曲はYouTubeニコニコ動画といった動画サイト、mF247などの音楽配信サイトでメンバー自身が公開する[2]2010年3月には楽曲がスペースシャワーTVPOWER PUSHに選ばれた[3]。2010年3月10日、1stミニアルバム『友だちを殺してまで。』でCDデビュー。同年3月28日、NHKMUSIC JAPAN』に、4月10日、フジテレビFACTORY LIVE 0410』に出演。同年、ワーナーミュージック・ジャパンよりメジャー・デビューする。 坂井真紀[4]久保ミツロウ[5]戸川純臼田あさ美能町みね子などがファンである。若手に対して戸川純がファンを公言するのは異例の事である。彼らの配信には、向井秀徳中村弘二増子直純大槻ケンヂ坂本龍一高橋幸宏も登場した。 「8月32日へ」(8月31日発売)が、8月30日付のオリコンデイリーチャートで初登場4位を記録



②バンドとしての共通点と相違点
・どちらもギターボーカルを担当する男が作詞作曲を行い。バンドの方向性をほぼ独裁している。
・どちらも男女のメンバーから構成される。
・どちらも地域性がある。(サカナはほぼ全員北海道出身、かまってちゃんは全員千葉県出身)
・始動がほぼ同時期。
・サカナはライブよりCDのクオリティの方が高く、神かまはCDよりライブのクオリティが高い(個人的主観による)

ややこじつけな感もある。しかし、僕が強調したいのはバンドとしての共通点よりもむしろ、山口一郎と大島亮介の比較である。


山口一郎(サカナ)と大島亮介(神かま)
音楽に対して
山口は「音楽と結婚している」と言いきり、音楽に身を捧げていると公言。プライベートはほとんどなく、曲作り中心の生活を送っている。そのため、山口の曲にはラブソングが全くない。
大島は「インターネット配信やライブよりも曲作りの方が圧倒的に大事である」と公言している。プライベートは自宅の作曲ルームに閉じこもり曲を作っている。

メンバーに対して
山口はレコーディングなど、メンバーに対して非常にストイックな側面があり、メンバーの意見は聞き入れるが独裁状態である。
大島はメンバーの音楽性を平気で罵倒するなど、山口以上にバンドを独裁している。
しかし、曲作りにおいてはどちらもメンバーにアレンジを頼み、意見を求めることが多い。

曲に関して
どちらもポップな曲を目指している。
山口はその時の感情の起伏を曲にする。
大島も日記のようにその時思ったことを曲にしていく。
(ここからは僕の主観)
サカナの曲は全体的にキレイ。神かまはあえて歪ませたりする。
どちらもラブソングがほとんどない。
サカナは合唱を頻繁に取り入れている。神かまはヴォコーダーで賛美歌のような音を頻繁に取り入れている。
サカナは全部完成してからCDやiTunesで発売する。神かまはデモが完成した時点でYoutubeやブログに投稿する。
山口は文学や詩の造詣が深く、作詞においてはそういった言葉選びや言葉の美しさを重んじている。対して、大島は思いつくままに作詞する。

その他
山口は右利き、大島は左利き
山口はMac信者、大島はWindows信者
山口も大島も少年時代はイケてなかった(本人らの発言より)
山口は父親に厳しく音楽を指導されてきた。大島は楽器から曲作りまで全て独学である。
山口は大島を意識しているし、大島も山口を意識している。(配信でサカナの名前は頻繁に登場する)
お互いに、やや敵対している。
(某掲示板より)
山口:
「いい加減な奴がいい加減なことを歌う面白さもロックにはあるけど、 今、それを時代は求めてないと思う」 「音楽をバカにすることだったり、音楽を利用するだけの人に対しての敵意は 尋常じゃなくあって。そこだけは真面目でいたいって常に思ってるんですよ。 
“エンドレス”って曲はまさにそう」

大島:
235 名前:の子 ◆0u0/HaNako [] 投稿日:2011/10/03(月) 06:43:57.47 ID:+ExnTsRf0 [4/4]
こいつまじでぶっ殺してやろうか
ぼくなのかこれ?




すごく似ているようで全く似ていない。
この両者が今、邦楽シーンをアツくしている。

ドキュメンタリー映像
では、最後に両バンドのドキュメンタリーを載せておきます。


2011年11月9日水曜日

このストーリーはフィクションです。登場人物などは作者と一切無関係です。

とある病院にて、

医者A「・・・率直に申し上げます」
患者B「はい」
医者A「残念ながら、あなたの思っていたとおりの結果となりました。あなたは、鬱病です」
患者B「・・・はぁ、そうでしたか」

医者A「鬱病に関しては、お薬を処方して改善していくというのが一般的ですし、私もお薬をおすすめしてます」
「ただ、私の場合、ちゃんと個人の状態をふまえた上で、それに合わせた薬なり治療なりを処方していきます」「なので、少しお話させていただけますか?」
患者B「はい、どうぞ」

医者A「これまでにこういった検査は受けてこなかったですか?健康診断とかで一通り行っているはずですが」
患者B「鬱病だって診断されたら色々ややこしくなるだろうなぁと思って」「それに、毎回毎回、質問が(この2週間、死について繰り返し考える。YES or NO)とかだったんですけど、死について考えるのなんて昔からですし、僕は昔から無気力です」

医者A「昔って、どれくらい?」
患者B「んー、、、少なくとも中2のときからそんなカンジですかね」


医者A「中2って、その時なにかあったの?」
患者B「いや、特に」
医者A「そう。。。今、21だよね?中2から今までずっとそうだったってこと?」


患者B「そういうことになるんですかね」


医者A「自殺とかも考えたりしたことがある?」
患者B「それはないです」

医者A「これまで、無気力のせいで生活に支障をきたすようなことはあった?」
患者B「んー、、、毎日10時間以上寝るので、一日の大半を睡眠時間に費やしてしまうっていうことはあります」
医者A「昨日どれくらい寝た?」
患者B「どれくらいだろ寝たのが8時で起きたのが10時だから」
医者A「夜の8時から朝の10時?」
患者B「そうです」
医者A「14時間か」
患者B「いつもそのくらいかもしれません」「でも、エジソンとか天才肌の人も毎日10時間以上寝るって聞いてたんで、そこはポジティブにとらえてました」
医者A「起きた時に無気力だったりする?」
患者B「そうですね、だいたい何のやる気も起きません」
医者A「なるほど、なるほど」

患者B「でも、睡眠時間より対人関係で支障をきたすことの方が多いかもしれない」
医者A「具体的に聞いてもいい?」
患者B「基本的に僕、他人には無関心なんですけど、あまりにも空虚感に耐えられなくなったときは、無性に人を求めてしまうんです」「まぁ、それがどう支障をきたしたのかは言いたくないんですけど」

医者A「言いたくなかったら、話さなくて大丈夫だよ」「人を求めることは全然悪いことじゃないと思うし、人と触れ合うことで精神の安定は保たれるんだよ」
患者B「きれいごとにしか聞こえないんですけど、それは医学的見解ですか」
医者A「もちろん。医学的にはっきりと証明されているよ」
患者B「よく分かんないですけど、僕はプラマイゼロな気がします」「人と触れ合ってマイナスなことだってたくさんある、と、思います」
医者A「そういったことも含めて、トータルはプラスなんじゃないかな」
患者B「そうですか」

医者A「君はこういった精神的な悩みみたいなことを親に話したりしたことはある?」
患者B「ないですね、全く」
医者A「誰にも話したことはないのかな?」
患者B「数少ない友人になら、悩みというか愚痴みたいのを漏らすことはあります」
医者A「話して気持ちが楽になったりする」
患者B「一時的にはなるかもしれないですね」
医者A「一時的にということは、やっぱり空虚な気持ちとかは変わらないのかな」
患者B「そうですね」「あと、最近思うのは、そういう数少ない友達ですら、こういう僕の病が必要としただけであって、実は本当の「友達」じゃないんじゃないかって気がしてます」「結局、自分の病気がもたらす空虚感を埋めるためのものだったんじゃないかって」「そう、考えると、さらに虚しいですし、今まで僕が思ってた「友情」とかなんだったんだ?って話です・・・ほんとに・・・」

医者A「・・・君の友達がどう思ってるか分からないけど、少なくともお互いがにお互いに対して「友達」として何か惹かれるものを感じたんじゃないのかな」
患者B「じゃあ僕の病気が完治したとしても、僕はその友人を求めるってことですかね」
医者A「うん、そこは変わらないんじゃないかな」
患者B「だといいです・・・ほんとに」「てか、そもそもこの病気って完治するんですか」

医者A「完治した事例もたくさんあるよ。けれど、少なくとも半年近くはちゃんと病気と向き合っていかないといけないね」
患者B「はい」
医者A「でも、君の場合、こうして僕とも自分の精神状態について話せているし、生活状態もそこまで悪くないようだから、もしかしたら人より早く完治できるかもしれない」
患者B「僕はずっとこうなので、逆にこうじゃない自分が想像出来ないです」
医者A「大丈夫、きっと良くなります」
患者B「・・・」

2011年11月4日金曜日

全部正しいし、全部間違ってるんです、最初っから。なぜなら、僕は君だし、君は僕なのだから。

(世間→TPPの話)
僕は「浮世離れ」な存在だと思います。
世間のことなんかどうだって良くて、自分のことにしか興味ありません。
それは昔からずっとです。

東北大震災より、田園都市線が遅延する方が困るし、
ギリシャが破綻するより、冨樫が休載するほうが困ります。

そんなちっぽけな存在なわけです。


そんな僕は、
ある日、ワンセグで「朝まで生テレビ!」に遭遇しました。
その時、僕はチャンネルを止め、
見入ってしまいました。

「俺、なんでこの番組に興味持てないんだろう」って

興味なさすぎて、逆に興味出てきちゃったんです。
おかしな話です。

気づいたら、熱心に討論に耳を傾けてました。

そこでは、偉い人達がみんなで足を引っ張り合っていました。

「なんだこれ」、と。

ここで、「日本人はディベート力が弱いからね」とか言っちゃうやつは、
「周回遅れ」。

僕はホント歴史とか社会とか日本について無知すぎるけど、
「とりあえず、これ(今の日本)、なんとかしたいんですけど?」
って思った。ほんと、なぜか自然に。

その5秒後に「政治家になるか^@^」って思ったけど、
さらに5秒後に「なるまでがだるいや^@^」って思って終わっちゃった。

でもこれって、僕の中では、レベル0からレベル0.1への進化なわけです。
微々たる一歩ですけどね。


そいで、次はTPPの話。
中学時代割りとパッパラパーだった知人のFBのウォールに、
こんな動画があって。。。



そっからこっちに飛びました。



中野剛志。
なんだ、こいつ。カッコ良すぎる。
一貫してる。とにかく一貫してる。
多少誇張した表現もあるかもしれない。
それでも、朝まで生テレビの出演者とは違った「何か」を感じた。


(TPPに対する持論)
僕は知識もほとんど無いけど、
色んなものを見て感じて、
日本は「オープン」の程度をどこまで広げていくかを問われている
のだと思います。

そこが曖昧だから色々ごちゃついている。

この「オープン」という表現は我ながら非常に抽象的で、非常に投げやりな表現だと思います。
僕の「オープン」のイメージを完全に伝えることは難しいかもしれませんが、
なるべく表現してみたいと思います。


例えば、
競争による淘汰を良しとするスタンスは「オープン」です。
震災で被害を受けた東北を助ける、これは、「クローズ」(オープンの逆)です。
「失われた20年」という考え方は、「オープン」です。
原発は「オープン」です。
「トランスナショナル化する世界」は「オープン」です。
経済学は「オープン」です。なぜなら、国民の豊かさの指標にGDPを用いているからです。
自然は「クローズ」です。
渋谷のセンター街に並ぶチェーン店は「オープン」です。
日本という島国は本来「クローズ」だと思います。


なんか、宗教みたいなこと言ってますね、僕。笑

とりあえず、日本は鎖国から開国して、
ズルズルと割と「オープン」にしていこうというスタンスで進んできました。
中途半端だったけど、日本人は優秀なもんだから、中途半端にうまくいっちゃったんです。

日本人全体が「オープン」のスタンスになったら、
アメリカなんて目じゃないと思います。本当に。
WBCで日本代表全員が「オープン」になって優勝してたでしょ?
(まぁ「オープン」の中にも「クローズ」のある究極的なチームだったから勝てたんだろうけど)
だけど、日本全体が「クローズ」を捨てて「オープン」にったら、それはそれで日本じゃないような気もするけど。

日本の問題は
「オープン」で行く?「クローズ」で行く?
どうしよっか〜。
で進んできていることです。

いや、まぁそれが日本らしいって言ったら日本らしいのかもしれません。

僕は、「オープン」の極論は
「均質化」だと思ってます。

勝てば、絶対数が増える。
同じものの絶対数が増えるから均質化していく。

松屋が勝利したから、
都内に松屋がたくさんできた。

人類は生物界で大勝利して、地球を占領した。
その結果、地球は人類で均質化された。

なんか自分で書いててカルト的だなって思ってますけど、
そんなんです。

僕は、均質化より、多様化が好きだし、多様化のが強いと思います。


書いてて持論が発散してきたので、
収束させます。

僕は、TPP級の「オープン」には反対です。

みなさん、どう思いますか。
コメントください。