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tokyo, Japan
パソコンとお香があればだいたい幸せです。

2012年1月11日水曜日

孤独と創造

今日はKasabianというUKバンドのライブに行ってきました。
Kasabianの音楽は神秘的というかホーリーなかんじがすごくいいです。
ライブはもちろん圧巻でした。

今までライブを見たアーティストは
椎名林檎
相対性理論
神聖かまってちゃん

しかないんですが、
中でもダントツでした。



(孤独と創造)
①こうかみしょうじさんの記事


②フィリップ・スタルクのインタビュー
人と話ばかりしていると、とても居心地が良くなりはするが、同時に独創性も失われていく。創造的になる唯一の方法は独りで居ることだ。「インスピレーションの源は何だ」とよく質問されるが、そんなものはない。





「孤独」というと何かとネガティブなイメージがあるが、
①の文章にもあるように、
「本物の孤独」を通して自分と向かい合うことは、
自分らしく生きていくために不可欠な行為だと思う。

さらに、
フィリップ・スタルクは創造的になるためにも、
「孤独」が重要だと言っている。

芸術家や音楽家でない限り、生きていく上で
「創造的であること」はそこまで必要ないのかもしれない。


だが、
美しく生きていくためには
「創造的」でなければならないと思う。
故に、「孤独」でなければならない。

これはもちろん、
他人や社会を遮断すべきだというわけではない。
(こうかみさんの記事を参照していただければ分かると思うが)


私事になるが、
最近の僕には「孤独」が足りないと思っている。
PCを開けばインターネットを通してSNSに浸かり、
むやみに他人とのつながりを求めている。

そんな中唯一、僕は最寄り駅から家まで歩いている時
「孤独」になれる。

もっと「孤独」を通して自分を磨きたい、
そんな2012年です。

2012年1月8日日曜日

ステマと既得権益と薄いもの

あけましておめでとうございますっっ!
今年とは言わず一生よろしくお願いします。


(寒さのパラドクス)
山形より東京に帰ってきて、気づいたことが一つ。

「東京は山形より寒い」

これは一見、矛盾しています。
たしかに、気温で見れば山形の方が寒い。

けれど、生活していて、寒いと感じるのは東京(というか我が家)。

山形から帰ってくる前は東京はさぞかし温かいんだろうと思ってた。
だけど、東京ってのはある意味山形よりも寒さを甘く見てるから、
暖房インフラは山形の方が上回ってる。

さらに我が家は古いから、暖房インフラが底辺であり、
ストーブをつけてても寒い。

山形のマンションではコタツでぬくぬくできたので、
全然寒くなかった。


結論、「コタツを買えば良い」。


(ステマ)
最近、覚えた略語です。
概念自体は既存のものですが、最近頻出するようになってきた気がします。
以下、説明。


「ステルス・マーケティング」(Stealth Marketing) とは、英語の 「Stealth」(隠れる、こっそりする、隠密)、すなわち自らの正体を隠し、宣伝広告ではないフリをしてこっそりと宣伝広告をすることです。 レーダーに映りにくい軍用機などを ミリタリー の世界で 「ステルス戦闘機」 などと呼びますが、あれと同じ 「ステルス」 となります。 略してステルスマーケ、あるいは ステマ (2011年7月前後から爆発的に増加/ 後述します) とも呼びます。
 用語としては広告広報戦略の一つ、マーケティング用語のひとつとなります。 具体的な方法は、ある企業のサービスや商品、タレントなどの広報を、通常のテレビやラジオのCMや雑誌広告、看板、チラシ、店頭POPなどで行わず、「サクラ」 と呼ばれる一般人に成りすました宣伝実行者が 「善意の情報提供者」 として 「口コミ」 などの形で宣伝などを行います。
 元々はアメリカを中心に、広告代理店を利用して一部の企業が行っていた広告手法です。 例えば人通りの多い駅や喫茶店などで、PRを頼まれた企業の商品 (パソコンや携帯電話など) をこれ見よがしに使って絶賛したり、通りすがりの人にそれをアピールしたり、企業名を伏せた小~中規模の無料のパーティーなどを開催し、集まった他の参加者に一般参加者のフリをして広報活動などを行います。


サクラなんていう概念は昔からあるわけなので、
今に始まったことじゃないんですが、
ネットが発達して、ウソや工作が暴かれやすくなったので、この言葉が頻出するようになってきたのです。

みんな気づいてないだけで、
ステマが当たり前の世界になっている気がします。


食べログの事件だって、
個人的には想定内でした。
だから、なんとも思いませんでした。

むしろ今回食べログのステマがバレて、
サービス自体が廃止されたりすることの方が怖いです。


(日本を変えるには?の答え)
とある本の中で、
「既得権益を奪うのに正攻法で攻めることは基本的に不可能で、
(仮に成功したとしても、それは既得権の権利者が変わっただけで、本質的には何も変化していない)
外圧を利用して、既得権権利保持者が損をするような仕組みを作って変えていくしかない」

と、ありました。
「外圧を利用する」の例を挙げると、iTunesです。

iTunesが登場する以前は、
日本で音楽を配信するということはあり得ないとされていました。
(この場合、CD業者は既得権益受益者にあたるでしょう)
しかし、iTunesが世界で普及し、
音楽配信が当たり前になると、日本は導入を始めました。

スマフォとかもそうです。
世界で当たり前になって、
日本もやんなきゃ!みたいな構図です。

要するに、
日本において、
既得権益みたいなマジョリティを真っ向から変えようとするのは困難なので、
その周りを変えた方が早いよっていうことです。

日本を変えるには、まず、日本以外を変えた方が良い
っていうパラドクスですね。






あー夜中は文章もてきとーになります。