自己紹介

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tokyo, Japan
パソコンとお香があればだいたい幸せです。

2012年9月24日月曜日

寝れない

はい、題名の通りです。

土日に夜更かしし過ぎました。


(バスケについて)
自分は中学から大学までずっとバスケットを続けてきました。
大学なんかはサークルにも入らずにバスケばかりしていました。

色んなことに手出すより、一個のことを追求してる方がなんとなくカッコいいなと感じていたからです。

けれど、そんな大学生活を反省してみて、
もっと色んな経験をしてみてもよかったんじゃないかとか思うようになりました。

だからここ半年近くは真剣なバスケは遠ざけてきました。
それに加え、自分に合ったバスケ環境を探すのってなかなか大変なんです。
練習頻度とか、チームのレベルとか雰囲気とか。。。


そんなこんなで半年近く経過してみて、
明らかに運動不足なんですよね。

腹筋くらいはコンスタントに続けてるんですけど、
夜中走ったりするのは大した運動にならないんですよ。

30分ボールと戯れた方がよっぽど良い運動になります。

まぁだから何が言いたいかって言うと、
バスケ本格的に始めますってことです。多分。



(クレジットカードについて)
食費と本以外はほとんどお金を使わない僕ですが、
仕事の都合でカードを作ってから、
ここ一週間で一気に10万くらい飛んだ気がします。

何を買ったかは明らかにしませんが、
自分にとってかなり有用だと感じたものにしかお金は出していないはずなので、
無駄遣いではないはずです。


しかし、カードは物欲のリミッターを解除してしまう怖いものだと学習しました。

2012年9月21日金曜日

A氏の平凡な日常⑦

静寂と切なくヒヤリとした朝がA氏を襲い目が覚めたが、
A氏は気づかぬフリをして寝返りを打った。


部屋の冷たい空気と灰色の空と昨晩のウィスキーの微かな香り。
そして、冷えきった白色のシーツ。


そのうち、ステレオからアラームがかかり始めた。
クラシックが流れ始めた途端に、
A氏は体を起こしてアラームを止めた。
A氏は大きく息を吐き、身体中に寒さを感じた。

もう一度布団にくるまった彼の頭脳は、
無意識に現状を整理した。


そして、K子との日々が終わったことを再認識した。


血がどんどん溢れ、滴り、温もりを失い、固まり、冷えきって、濃い紫色になっていくような、
そんな感覚だった。


冷えきった冬の朝に、そんな血の跡はA氏を空虚な精神状態に陥らせていた。


愛の言葉をささやき、口づけを交わし、抱き合い、二人で眠る日々にあったあの温かさは失われてしまったのだった。


ストーブの電源を入れ、また布団に戻った。


脳裏にはまだ、K子と交わした汗や唾液などの決してきれいとは言えない体液の匂いが残っていた。
そんな不潔なものでさえ、今の彼には温かいものに感じられた。


僕は、なんで、こんなに悲しいんだろう。
そう考えた瞬間に反射的に脳はそう考えることから避けた。


僕とK子は、なんで、こうなったんだろうか。


ストーブのおかげで部屋は少しずつ暖まってきた。

A氏はK子との日々をハイライトで何度も再生した。


そして、再生する度に、なぜかそのストーリーは変わっていった。


事象としての過去は変わることはなかったが、
主体的感覚による過去は無限に変わりえた。



窓の結露が外の灰色の景色を歪ませている。

2012年9月17日月曜日

首こり

こんばんわ。

最近iMacを使い始めてから、やたら首が凝るようになりました。
すげー疲れます。


(仕事について)
社会人になってから、仕事についてとても考えさせられるようになりました。


本来は就職する前に考えなければならないはずなんでしょうが、
僕は考えが全く足りていなかったんだと気づかされました。

別に今の仕事に不満があるとかそういうわけじゃないんですが。

僕というのは凡人がある程度想定できるであろうことを全く想定できないという欠陥があるようです。


〜〜かなり途中を省略して、誰も理解できないほどに文脈を飛ばすことにします。〜〜

何年か前に母が、
「人は誰かのためになることで、初めて持っている能力以上のモノが発揮できる」
みたいなことを言っていました。

要するに「誰かのためになるようなことをしなさい」ということを言いたかったんだと思います。

その時、僕はそれを間違っていると思いました。
間違っているというより、理想論すぎるというか、
少年漫画の主役が言いそうなセリフだなと思いました。

一流サッカー選手だって、一流アーティストだって、自分のためにやって結果出してんだから、人のためにやんなくたっていいんじゃねーのかって。


しかし、最近色んな本を読んで、自分の考えは間違っていたかもしれないと思うようになりました。

間違っていたというより、「誰かのため」という「対象」を誤解していたんです。

僕は「誰か」というのが、直接影響を与える対象だと考えていたのです。
つまり、ジョブズなら、
「iPhoneを使ってくれるユーザーのことを思って作ったから良いものができた」
ということを母は言おうとしているのだと誤解していました。

そうではなくて、ジョブズは
「誰か(身近な人)に認めてもらいたい、もしくは喜んでもらいたくて頑張った結果、優れた製品をつくることが出来た」と解釈すれば、母の言うことは理解できるようになりました。

ここからは憶測もあります。

【本田圭佑】は両親が離婚していて、父親に育てられました。
心の中では、会えない母親にサッカーで活躍して、自分のことを知らせようと思っていたのかもしれません。

【の子】は、自分のために曲を作ってると公言していますが、心底ではおそらく死んだ母に向かって曲を捧げているような気がします。
全ての曲がそうだとは言いませんが、
「出かけるようになりました」「僕は頑張るよ」
そういった歌詞は僕にはそういう風に聞こえます。

【ひろゆき】は仲間内でネタになりそうな面白そうなことをやってきただけだと言っています。

他にも、そういう事例を探せばいくらでもあると思います。

僕も思い返してみると、頑張ったことってほぼ全て誰かの顔を思い浮かべてやったことなんだと思います。こんなことしたらあの人は喜んでくれるんじゃないかとか。


これはすごく当たり前のことなのかもしれません。
けれど、自分にとっては大きな発見だったので、
わざわざこういった記事にすることにしました。


仕事も同じで、
まずは小さなコミュニティ(家族、友達など)の中で自分の中の役割があって、
そこからなんだと思います。

学歴が高く、大企業に進む人は、ほとんどが
気づかぬうちに心の底では親を喜ばせるためのような気がします。
それが悪いというわけではなくて、親を喜ばせる延長にサラリーマンがあるってことです。仕事の手段やシステムをいくら考えたって、この根本を見つめないと何も意味ないんです。


所詮、人間なんて小さいコミュニティの中で自分の役割を果たすことでしか大きな喜びを感じられないんだと思います。


そう考えると人間てよく作られてんなーと思います。
個の充実以上に他者の充実を優先させようとするわけですから。
でかくて強いけど協力できない生物より断然生存確率は高いはずです。


死ぬほど権力者に媚びてヘコヘコしてる人を心のどこかで見下してた僕ですが、
彼らにはそうしてまでも喜ばせたい誰かがいるわけなんでしょう。
素晴らしいじゃないですか。



単にキレイゴトでなく、僕も誰かを想って必死で頑張りたいです。


さて、あなたが想う人は誰でしょうか?

2012年9月15日土曜日

A氏の平凡な日常⑥

:K子と早く会いたい(絵文字):

A氏はそんな文章を電波を通して送ってしまえるようになっていた
彼女に夢中になっている時は彼が唯一愚かになれる瞬間だった。


:私もだよ(絵文字):
:仕事お互いがんばろうね(絵文字):

社内のエレベーターでA氏は幸せそうだった。
そして、バイタリティに溢れていた。



「なに、彼女からのメール?笑」
「やめてくださいよ笑」
「嬉しそうだなーお前」
「今日どこにします?」

カテゴライズやら、冷めた見方は彼からどこかへ行ってしまったようだった。



「いらっしゃいませー」「2名様ご案内でーす」


なんともいえない充実感に包まれ、店内の音楽も心地よかった。
定食でサラダから食べる習慣さえも、どこかに行ってしまった。


「俺あの店員さんタイプだわ」
「新しい娘ですかね」
「ショートヘアーっていいよなぁ」
「派遣の娘もショートヘアーですよね」
「あれは違う」「ショートヘアーは選ばれたものしか似合わん」
「あはは」
「おお、すまんな」

A氏は笑いながら上司のグラスに冷水を注いだ。
K子のショートヘアーを想像したが、うまくいかなかった。


「ありがとうございましたー」
「ごちそうさまです」

「ごちそうさま」


「あの娘、俺にめっちゃ笑顔でお釣り渡してきたぞ」
「接客マナーですよ笑」
「いや、あれは違った」
「あはは」

「明日もあそこな」



愛は、彼に欠けていた人生における1パーツであり、経験から学ぶ傾向の彼にとって、何よりも予想を裏切られた要素の一つとなった。
愛さえも結局科学的で合理的なものであるというもはや信念に近かった彼の考えは頭の海底に沈みきっていた。
彼が考えていた愛というのは結局のところ彼自身に包括されていたもので、それは彼次第だった。


2012年9月7日金曜日

模倣⑦



難しいかなとおもってけいえんしてた曲だけど、
すごい簡単だった#
むしろうたうほうがむずかしかった。



やっぱりうたうのが好き。
ピアノひいてうたえるようになろう。


なんかアコギでじーんとくる良い歌ないかな@_@

2012年9月3日月曜日

A氏の平凡な日常⑤

石の階段を上ったところに大きな一軒家があって、その中に僕はひっそりと侵入していく。
早朝、涼しくて静かだ。

中には誰かいないかとても不安になってきた。
その家の奥にしまっている木の箱を僕はなんとか手に入れる。
箱の中には大きめの刃物がしまってある。

その家を急いで、出る。
心拍数がとても上がっているのがわかる。


気づくと、僕の目の前には、真っ赤な血が広がっている。
階段に血が一面に飛び散って。


これは僕が刺したの?


僕はその場から逃げ出す。
怖い、怖い。


僕は焼きそばのカップ麺からお湯を取り出して、
ソースの封を切ったんだ。

あれ、もう19時を過ぎてるじゃないか、
あの女の子と花火の約束したじゃないか。

あの公園で。
間に合わないよ、もう。
やきそばも作ってしまったし。

あの女の子、誰だっけ。
誰だっけ、誰だっけ。。。



懐かしさと恐怖と焦りと期待がまだ残ってる。
ふわふわ気持ちいい。

A氏は夢を見たことを自覚して、余韻に浸った。


夢に出てきた女の子はK子ではなかった。

ただ、惹かれる女性であった。
僕のことを公園で待ってくれている女性だった。


夢の細部を思い出そうとしたが、それ以上は出てこなかった。
その余韻を残したまま、A氏は満員電車に乗った。


朝日がまぶしく、中途半端にクーラーが効いていた。


そうだ、K子からのメールを返さなくちゃ。

2012年9月2日日曜日

模倣⑥



色んな音重ねようとすると悪くなったりする。


鍵盤にりばーぶとdisとーしょんかけただけでイキそうになる。