自己紹介

自分の写真
tokyo, Japan
パソコンとお香があればだいたい幸せです。

2012年9月17日月曜日

首こり

こんばんわ。

最近iMacを使い始めてから、やたら首が凝るようになりました。
すげー疲れます。


(仕事について)
社会人になってから、仕事についてとても考えさせられるようになりました。


本来は就職する前に考えなければならないはずなんでしょうが、
僕は考えが全く足りていなかったんだと気づかされました。

別に今の仕事に不満があるとかそういうわけじゃないんですが。

僕というのは凡人がある程度想定できるであろうことを全く想定できないという欠陥があるようです。


〜〜かなり途中を省略して、誰も理解できないほどに文脈を飛ばすことにします。〜〜

何年か前に母が、
「人は誰かのためになることで、初めて持っている能力以上のモノが発揮できる」
みたいなことを言っていました。

要するに「誰かのためになるようなことをしなさい」ということを言いたかったんだと思います。

その時、僕はそれを間違っていると思いました。
間違っているというより、理想論すぎるというか、
少年漫画の主役が言いそうなセリフだなと思いました。

一流サッカー選手だって、一流アーティストだって、自分のためにやって結果出してんだから、人のためにやんなくたっていいんじゃねーのかって。


しかし、最近色んな本を読んで、自分の考えは間違っていたかもしれないと思うようになりました。

間違っていたというより、「誰かのため」という「対象」を誤解していたんです。

僕は「誰か」というのが、直接影響を与える対象だと考えていたのです。
つまり、ジョブズなら、
「iPhoneを使ってくれるユーザーのことを思って作ったから良いものができた」
ということを母は言おうとしているのだと誤解していました。

そうではなくて、ジョブズは
「誰か(身近な人)に認めてもらいたい、もしくは喜んでもらいたくて頑張った結果、優れた製品をつくることが出来た」と解釈すれば、母の言うことは理解できるようになりました。

ここからは憶測もあります。

【本田圭佑】は両親が離婚していて、父親に育てられました。
心の中では、会えない母親にサッカーで活躍して、自分のことを知らせようと思っていたのかもしれません。

【の子】は、自分のために曲を作ってると公言していますが、心底ではおそらく死んだ母に向かって曲を捧げているような気がします。
全ての曲がそうだとは言いませんが、
「出かけるようになりました」「僕は頑張るよ」
そういった歌詞は僕にはそういう風に聞こえます。

【ひろゆき】は仲間内でネタになりそうな面白そうなことをやってきただけだと言っています。

他にも、そういう事例を探せばいくらでもあると思います。

僕も思い返してみると、頑張ったことってほぼ全て誰かの顔を思い浮かべてやったことなんだと思います。こんなことしたらあの人は喜んでくれるんじゃないかとか。


これはすごく当たり前のことなのかもしれません。
けれど、自分にとっては大きな発見だったので、
わざわざこういった記事にすることにしました。


仕事も同じで、
まずは小さなコミュニティ(家族、友達など)の中で自分の中の役割があって、
そこからなんだと思います。

学歴が高く、大企業に進む人は、ほとんどが
気づかぬうちに心の底では親を喜ばせるためのような気がします。
それが悪いというわけではなくて、親を喜ばせる延長にサラリーマンがあるってことです。仕事の手段やシステムをいくら考えたって、この根本を見つめないと何も意味ないんです。


所詮、人間なんて小さいコミュニティの中で自分の役割を果たすことでしか大きな喜びを感じられないんだと思います。


そう考えると人間てよく作られてんなーと思います。
個の充実以上に他者の充実を優先させようとするわけですから。
でかくて強いけど協力できない生物より断然生存確率は高いはずです。


死ぬほど権力者に媚びてヘコヘコしてる人を心のどこかで見下してた僕ですが、
彼らにはそうしてまでも喜ばせたい誰かがいるわけなんでしょう。
素晴らしいじゃないですか。



単にキレイゴトでなく、僕も誰かを想って必死で頑張りたいです。


さて、あなたが想う人は誰でしょうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿