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tokyo, Japan
パソコンとお香があればだいたい幸せです。

2012年2月13日月曜日

I'm back.

1ヶ月間の初一人海外旅行から帰ってきました。

旅程は、

日本→マレーシア→タイ→インド→マレーシア→日本

というかんじでした。
マレーシア→タイ以外はすべて飛行機(Air Asia)でした。
初のLCCだったので、色々不安だったのですが、サービスについては全く問題ありませんでした。

強いて言うなら、変なインド人集団が騒いでいたのがうるさかったくらい。


(マレーシアについて)
・メシうまい
・自然豊か
・リゾートたくさん

色々あったんですが、長々と旅記を書くのもなんなので、知りたい人は僕に直接会って聞いてください。


(タイについて)
・都市部より田舎
・飲み物おいしい
・メシうまい

印象的だったのはパタヤ。良かったのはアユタヤ。


(インドについて)
・詐欺師のオンパレード
・全くIT進んでない(パッと見)
・宗教について考えさせられた

インドはハイレベル旅行者向きな国らしいです。なので、ぺーぺーの僕はかなり早い段階でインドが嫌になった。
だけど、色んな人と話してインドを知るうちに、あぁこういう国なのかみたいに、インドを受け入れられるようになりました。

たぶん、友達とかと旅したらもっと楽しい国だったのかもしれない。

個人的に良かったのはブッダガヤ周辺。


(旅を通して)
・日本
就活中は海外で働きたいとおもっていたんですが、その感情は少し薄れました。しかし、やはり世界を飛び回って仕事をしていたい。

・感謝
前項とほぼ同じなんですが、自分がいかに恵まれた環境で育ってきたかということが心に染みました

・無知
旅行者と話していても、自分の文化に対する知識が浅すぎると感じた。恥ずかしいくらいに。



(瞑想について)
瞑想というと、なんだか宗教チックで怖そうなイメージがあったのですが、旅を通して挑戦してみました。

入門書をチョロっと読んで実践した程度なのですが、
効果はあるなと感じました。

もともとは心を無にするものであって、効果を見込むものではないのかもしれませんが、
集中力や記憶力が高まるということが、科学的に認められているようです。

まぁぶっちゃけ思い込みによる効果もだいぶあるんじゃないかと半信半疑ですが。


・瞑想とは?
→簡単にいうと、脳のメンテナンスです。

パソコンに例えると分かりやすいかもしれません。

脳がPCだとすると、
最初は、デスクトップが色んなファイルでごちゃごちゃになってる状態を一個ずつ整理整頓していく作業です。

片付いたあとは、古いファイルにアクセスしたり、プログラムをメンテナンスする作業です。

あくまで僕が読んだ入門書の内容ですが。


(反省)
過去に、僕は自分の経験や本を通して、
「何か辛いことを乗り越えたからといって、その辛さに見合うものが得られるわけではない」ということを感覚的に学びました。

そのため、
「辛くて得られるものの少なそうな道は避けて、楽で得られるものが多そうな道を通っていこう」
というスタンスが身に付きました。

そして楽な道ばかり通ってきた結果、「すごく自分に甘い自分」ができあがってしまったようです。

たしかに幸せですごく満たされているなんですけど、これでいいのか?みたいな。

自分に甘いのに「強い」
みたいなこともありうるわけなんですが、


今の自分はとても弱くて、かっこ悪い。
な、と旅を通して思いました。

これからは、強い武器に頼らず、ちゃんとモンスター倒してそれなりにレベルもあげていきたいなと、
ちょこっと思いました。
とあるライブ会場控え室にて

女A「ライブお疲れ様でした!」「ワタクシ、雑誌「affairs」の編集を担当しております、Aと申します」


男A「あぁ取材ですね。ちょっと待っててください、今、メンバー来るんで」
女A「あ、いえ、本日はAさん単独でお願いします」
男A「あ、そうなんすか。じゃあその辺でいいすか?」
女A「はい、失礼します」
男A「ポカリしかないですけど、もしよかったら」
女A「あ、ありがとうございます」


男A「僕なんかインタビューしても誰も読まないんじゃないですかね笑」
女A「そんなことないですよ、アルバム出してからもう最近すごいじゃないですか」
男A「あぁ、ちなみにあれ聴きました?」
女A「もちろんですよ!お世辞とか抜きにして、本当に良かったです。今まで色んなアーティスト見てきましたけど、こんな裏切り方のできるバンドがいたのか!?みたいな」
男A「あぁなるほど」




女A「では、早速、生い立ちから」「Aさんは、小学生の頃はどういうお子さんだったんですか」
男A「ガンダムが好きでした。ガン消しっていうのを兄貴とめちゃくちゃ集めてましたね」
女A「あ、ガン消し!弟が集めてました!」
男A「はは、そうですか。あれ、意外と高いんですよね」
女A「ですよね。弟はアホかってくらいお金つぎ込んでました笑」
男A「あれ?こんな感じでいいんすか?笑」
女A「すいませんすいません、生い立ちです、生い立ち。」
男A「いつから音楽を?とか、そういうことですよね?」
女A「あ、はい。そうです」
男A「音楽を聞き始めたのは中学で、演奏を始めたのは大学からです」
女A「どういう音楽から聞き始めていったんですか?」
男A「洋楽の。。。クイーンとか、ブラーとか」
女A「UKロックですね。きっかけはなんだったんですか?」
男A「んー、クイーンの曲が連ドラか何かでかかってたんですよ、たしか。ブラーはなんでかよく覚えてないですけど、TSUTAYAに勧められたんしわゃないですかね。笑 Girls&Boysがやたら好きでそればっか聴いてました」
女A「入り口は結構ポップな音楽なんですね」
男A「めちゃくちゃポップですよ、僕の入り口は。小学校の頃はSMAPとかですもん」
女A「そのルーツはやっぱり今の音楽にも通じてるんでしょうか?」
男A「どうだろ、多分」「でも、常に作る曲の音楽性も変わっていかなきゃなみたいなとこもあります」
女A「それは、なぜですか?」
男A「いや、一緒だと、廃れていくだけじゃないですか。変化が必要なんです、変化が。」
女A「正直、1stから2ndへの変化は驚きでした」
男A「そうそう、予定調和が大嫌いなので」「常に予定調和を壊していきたいんです」
女A「そういうAさんの部分にファンは惹かれているんだと思います」
男A「どうなんだろ。」
女A今日のライブパフォーマンスもそういう意図的なものなんですか?
男A「ん?パフォーマンス?」
女A「今日のライブ、アンコールなかったじゃないですか」
男A「あぁ。」「まぁそりゃ意図的ですけど」


女A「話を生い立ちに戻しますね」「実際に作曲とかを始めたのはいつ頃なんですか?」
男A「大学1年の夏」
女A「きっかけは何かあったんですか?」
男A「んー、大学入って軽音サークル入ったんですけど、サークルのやつと全然合わなくて。大学も行かなくなって、なんか、軽く引き込もって自分の世界に入っちゃって。そいで気づいたら曲作ってたみたいな」
女A「なぜ大学から急に音楽を始めようと思ったんですか?」
男A「いや、昔から表現したい、みたいな欲がかなり強いんですけど、音楽なら自分ひとりで完結できるなと」「映画とかって結局人に頼る部分が大きすぎてしまうと思ったので」
女A「PVとかは自作されてますよね?」「アーティストの中にはさんの作品を高く評価されてる方もいらっしゃいますが、将来的に映像製作も考えていらっしゃるんですか?」
男A「いや、今のところは考えてません」「曲ありきのPVなんで。自分の曲に他人の映像が混じるのは勘弁なので。」
女A「音楽製作も映像製作も全て独学ですか?」
男A「はい、特に誰かに習ったりとかそういうのはないです」
女A「なるほど」



女A「ところで、大学は東大ですよね?」
男A「あぁはい」
女A「ミュージシャンとしてはかなりの高学歴だと思うんですが、勉強が好きだったんですか?」
男A「単純に親のためでしたね、あれは」「母親が無駄に教育熱心で、塾とか毎日通って、みたいな」
女A「そのお母様は音楽活動に反対されたりしなかったんですか?」
男A「あぁ、んー、なんていうか、僕が音楽始めたあたりで母親死んじゃって。。。」
女A「。。。そうだったんですね。病気かなにかで。。。?」
男A「そうです。」「そんで、大学入って何すればいいのかよく分かんなくなって。。。大学もつまらなかったし」
女A「かなり辛い時期。。。だったんですか?」
男A「辛いというより、虚無感。。。かな」
女A「それが曲作りの原動力になったんでしょうか?」
男A「原動力。。。どうだろ、影響はしてると思いますけど」


女A「新アルバムについて聞かせてください」「まずは、一曲目の「B型長女」ですが、さんには珍しいラブソングですよね?」
男A「んー、まぁそうか」
女A「この曲に登場する方ってやっぱり実在されるんですか?」
男A「いや、そういう答え合わせはしたくないです」「実在しようがしまいが、曲を聴いてください。で、おしまいです」
女A「なるほど」


女A「あと、四半世紀といえば、【Sherk】に2ndアルバムをアップロードして事務所とはかなり問題になったようですが、そのへんについて聞かせてもらえますか」
男A「あげたのが事務所にバレた時は大変でした。解雇寸前でしたね。」「ま、でも世間には結果的に僕らの売名になったし、CDもそこまでダウンロードの影響受けなかったみたいなんで、べつにたいしたことじゃないかと」
女A「たしかに、あれでかなり有名になりましたね。」「あれはどういう経緯でやられたんですか?」
男A「いや、まぁ曲できて、いつも通りYoutubeにあげようかなと思ってたんですけど、P2Pにあげた方が面白そうだなと思って」「ファイル共有ソフトに曲のせるアーティストってあんまりいないなぁと」
女A「最近、Sherkの製作者が逮捕されるという報道がありましたけど、そのへんについては?」
男A「あー残念。で、おしまいです。」「個人的にはかなり好きだったんですけどね、Sherk」