最近、「いじめ」が原因で自殺する生徒のニュースをよく見ます。
世間的には、
「なんてひどい事態だ、いじめで命を落とすなんてかわいそうだ。学校や保護者は何をしていたんだ。いじめを根絶するために行政はもっと教育現場に働きかけなければいけない。」
と考えるのがフツーなんでしょうが、
僕は全く同意できません。
なぜ、人々は被害者をそこまで擁護するのでしょうか。
自ら命を落とした者が美化されすぎているように感じます。
このような報道を、いじめられている生徒が見れば、
「死んでしまえば、大きなニュースになって、人々が自分の死を悲しんでくれる。あいつら(加害者)を苦しめることもできる」
と考え、自殺者を増やし、完全に逆効果なのではないでしょうか。
辛いことから逃れようと死を選んぶということは、
すごいことでも何でもありません。むしろみっともないことだと思います。
こういうことを言うと、「彼ら(被害者)は死ぬ以外に選択肢がなかったんだ、それほど追いつめられていたんだ」と言われそうですが、
追いつめられようが何だろうが、
生きていかなければならないと思います。
自ら命を絶つなんていう愚かなことをするのは、
動物の中で人間くらいです。
もちろん、自殺したやつ(被害者)が悪いと言ってるわけではありません。
加害者が悪いに決まってるし、いじめなんて無い方がいいに決まってます。
だけど、この世からいじめを無くすなんて無理に等しいと思うのです。
人には好き嫌いというものがあって、
ある人が嫌いな人達がたまたま集まってしまったらそれは「いじめ」になるわけです。
どんな人だって、過去に
「いじめ」られたり、嫌な思いをしているはずです。
それを乗り越えて人は強くなっていくんじゃないでしょうか。
つまり、「いじめ」をこの世から無くそうとするよりも、
「いじめ」に負けないように子供達を教育していくべきだと思うのです。
話は少し変わりますが、
メディアは加害者のことを考えているのでしょうか。
加害者を擁護するわけではありませんが、
もし、軽い気持ちで「いじめ」に加わって
相手(被害者)が自殺し、自分のいじめが全国規模で報道され、
被害者両親に憎まれ、死ぬまで生きていかなくてはならないのです。
想像すれば分かる気がしますが、
これって、
いじめられる辛さには比べられないほど辛い気がします。
今年、大ブームとなった映画「告白」。
あの作品は、こういったことを伝えようとしていたような気がします。
ネガティブな記事で、すいませんね。
レミング
返信削除レミングは、かなり長い間「集団自殺をする」と考えられていた。スカンジナビアでは「集団で海に飛び込む」という伝説が古くから知られ、また16世紀頃までは「雲の中から自然発生する」とも考えられており、1555年のスウェーデンの文献に、「雲から生まれる」ことを示唆する木版画が描かれている。「集団自殺をする」とする説は近年まで信じられており、現在でも誤解している人々は多い。実際には、集団移住を行っている際に一部の個体が海に落ちて溺れ死ぬことはあるが、これは自殺ではなく事故であり、すべての個体が海で溺れ死ぬことはない。また、レミングは泳ぎがうまく、集団移住の際に川を渡ることは良くある。wikipediaより。
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