今日は、GoodFindという少人数のセミナー(勉強会?)で、
水永政志さんという人のお話を聞いた。
この人は、経歴がとてつもない。
東大→学生起業→三井物産→MBA取得→BCG→GS→起業→上場
という、華々しいキャリアである。
かなり厳格な人なのかと思いきや、そんなことは全くなく、
話も大変聞きやすくて、面白かった。
彼は、最初からこんなに華やかな人生を描いていたわけではなかった。
その時、その時の決断が結果として自分にとってベストな選択となったらしい。
つまり、いつも遠い将来には漠然としていたのだ。
彼は、GSのプライベートバンカーとして平均の100億円を大幅に上回る1300億円という営業成績を残した。
では、金融知識もさほどなかったような彼が
なぜ、そのような成績を残せたのか?
彼は自分で
「運が良かったからだ。」
と言っていた。
しかし、ここからがミソで、
「運というのは誰にも平等に落ちてくる。
だけど、キャッチする準備をしていないとつかめない。
私は運をつかむ準備だけは怠らなかった。
それが私と、他の人の違いだ。」
この話を聞いて、僕の頭の中には、
イチローと本田圭佑が頭に浮かんできた。
彼らも、よく「とにかく準備」と言っているからだ。
フツーの人の発想では、
試合中の頑張りでパフォーマンスは決まると思いがちだが、
試合が始まる前の「準備」で、
大方、勝負はついているのだろう。
僕らが何か実現するには、
この「準備」が鍵になってくるのだ。
今日、話を聞いて、本当に実感した。
だけど、遠い将来に対して漠然としていたら、
準備の仕様がないではないかと思い、
質問してみた。
我々、将来に漠然としている学生は何を、どう準備すればいいのか?
彼は「勉強だ」と言った。
彼もそこまで勉強はしなかったらしいが、様々な経験をし、
勉強が一番儲かるという結論に至ったらしい。
そして、就活の話では、
面接では受かるように答えなくてはならない。
正直に言って落ちても何も文句は言えない。
とにかく、会社に入らなければ始まらないんだ。
どんなに正しいことも、キチンと説得できなければ、
正しいことではなくなる。
とも、おっしゃっていた。
他にもここでは書けないようなことや
為になることを話していただいた。
本当に参考になった。
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