自己紹介

自分の写真
tokyo, Japan
パソコンとお香があればだいたい幸せです。

2011年5月20日金曜日

リアル

☆セットリスト☆ 
いくつになったら 
天使じゃ地上じゃちっそく死 
映画 
白いたまご 
美ちなる方へ 
怒鳴るゆめ 
(Stand by me) 
さわやかな朝 (ミス) 
さわやかな朝 (リベンジ) 
Os-宇宙人 
こたつから眺める世界地図 
夜空の虫とどこまでも 
黒いたまご 
聖天脱力 
ロックンロールは鳴り止まないっ 
スピード 
いかれたNeet 
あるてぃめっとレイザー 

☆アンコール☆ 
ベイビーレイニーデイリー 
ちりとり 
(学校に行きたくない) 
23才の夏休み 
ぺんてる 



そこには、
照れくさそうに笑っているの子がいて
不器用なmonoくんがいて
ライブを盛り上げようとするちばぎんがいて
演奏に入り込んでいたみさこがいた。


今までスクリーン越しに見てきたものが
目の前にいて
舞台の上でエネルギーを飛ばしていた。


の子とは何度か目が合った。
しかし彼は観客からは目をそらし
マイクを凝視したりしていた。


演劇やライブなんて大したものじゃないと、なめていた。
けど、ライブではアーティストと観客が「つながる」ことができる。
そこにはリアルがあった。
生きているという感覚があった。



の子はいつになく気持ちが良さそうで、
スタッフを無視してライブは延長した。
照明が消え、強制終了されそうになったが、
の子は観客と触れ合うことをやめなかった、
後ろの客まで気にかけて、わざわざお礼を言った。


何度も何度も、「もう時間だから」と言われ、
の子はその度に
「そんなの関係ねぇんだよ、俺はこの瞬間瞬間が大事なんだよ」
と言っていた。





あんな演奏を聞いてしまった僕は
もうipodなどで曲を聞く気が起きなくなってしまった。

0 件のコメント:

コメントを投稿